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自動ドアが開かない!故障の原因と対処法をわかりやすく解説
- 更新日:2023/06/02
- 自動ドアが自動で開かない
- 自動ドアが開きっぱなしで閉まらない
こんな状況になるとまず思うのは「自動ドアが故障してしまったのではないか?」ということです。
ただ自動ドアが故障してしまった!と焦るのは少し早いということもあります。
故障と断定する前に確認すべきことがあり、実は故障ではないということもあるので本記事を参考にまずは故障かどうかの見極めをしていきましょう。
その上で故障とわかった場合、取るべき対処法についてもあわせて紹介していきますので是非参考にして頂ければと思います。
自動ドアのよくある故障と思われる事象の原因
まずは「自動ドアが故障かも…?」と思ってしまうような事象について、どのような要因で発生するかについて見ていきます。
ものによっては故障ではないとわかってすぐに安心できるものもあるかもしれないので、しっかりとチェックしていきましょう。
電源が入っていない
自動ドアが開かない、反応しないという場合、そもそも電源が入っていないことがあります。
故障かなと思ったら、まずは電源が入っていることを確認しましょう。
ガイドレールにモノが挟まっている
ドアが開かない、閉まらない、または、ある一定の場所で必ず動かなくなるなどという時は、ガイドレールに何かモノが挟まっている可能性があります。
石やマットなどが挟まっていると、自動ドアが動きません。
ガイドレールをよく確認し、ゴミや石が挟まっていたら取り除きましょう。
タッチスイッチの電池が切れている
タッチスイッチ式の自動ドアの場合、タッチパネルの電池が切れることがあります。
タッチスイッチを押してもドアが反応しない場合は、電池が切れていないか確認してください。
鍵がかかったままになっている
自動ドアが開かない、反応しないという場合は、ドアの鍵が閉まっていないでしょうか?
鍵が閉まっているとドアが動きませんから、鍵がかかっていないか確認しましょう。
センサー部分が汚れている
自動ドアのセンサーが汚れていると、センサーが誤反応します。
汚れが遮って人の動きを感知しない、汚れがあることで常にドアが開閉してしまうなどです。
雪が降った直後などは意外とセンサーに汚れが付着しているケースがあり、普段雪が降らない地域の方は特にきをつけてください。
センサーの汚れをふき取ると直ることがあります。
ドアの前に張り紙やモノが置いてあってセンサーが反応してしまっている
自動ドアが開いても閉まらない状態のときはセンサーの誤作動を疑います。
ドアの前に張り紙があったりモノが置いてあったりして、それにセンサーが反応してしまいドアが勝手に開け閉めすることがあります。
センサーに反応する位置にモノがないか、確認してください。
速度設定の調整が悪い
自動ドアが異様に速く動いてしまう、または、動きが遅いなどの場合、自動ドアの開閉速度の調整が悪いことがあります。
速度調整を確認し、きちんと調整されているかを確認しましょう。
ベルトや滑車が劣化している
自動ドアの動きが悪い、異音がするなどの場合は、自動ドアのベルトや滑車が摩耗したり切断していたりする可能性があります。
自動ドアの内部の故障は素人ではどうしようもないので、修理業者に修理を依頼するようにしましょう。
制御部が故障している
自動ドアの制御部が故障すると、スムーズに動かなくなったり突然反応しなくなったりします。
制御部の故障も素人には対応のしようがないので、修理業者に修理を依頼してください。
自動ドアが故障した時によくある問題と対処法
自動ドアが故障した場合、大きく2つの問題が発生します。各々で対処すべき方法が異なりますので、どれに当てはまるのかを確認の上で対応していくようにしましょう。
自動ドアが開かない
一つ目の事象としては自動ドアが開かないという問題です。
上記で見たものが問題ないとわかった上で、まず疑うべきは自動ドアを使う人全員があかないのか?と言うことです。
実は「自動ドアが開かない人」というのがいます。
自動ドアが開かない人の特徴
自動ドアが開きにくい人の特徴というのがありまして、下記のような方の場合自動ドアが開きにくいというのがあります。
- 細身の女性
- 身長が低い人(子供は顕著)
- 冬場などの寒い時期で肌の露出が少ない人
- 外気温との差があまりない低体温の人
- 静電気体質の人
自動ドアが開かないと思ったら、まずは試せる人全員で開かないのか?というのを試して方が良いです。
人依存ではなく自動ドアが開かない時の対処法
- 誰が自動ドアの前に立ってもあかない
- 上記で紹介した全てをチェックして問題ないことを確認済
という場合は自動ドアが故障してる可能性が高いので自動ドアの専門業者へ修理を依頼しましょう。
自動ドアが閉まらない・開きっぱなしになってしまう
2つ目の事象として自動ドアが閉まらず開きっぱなしになってしまうという問題です。
こちらに関しては下記の記事でも詳しく解説しています。
センサーが故障してしまっているという可能性もあり得るため、しっかりと問題の原因を確認した上で対処していくことをおすすめします。
自動ドアが故障とわかった時にやるべきこと
ここまで見て頂いて、自動ドアが故障とわかった場合にやるべきことが2つあります。
- 故障とわかるように張り紙を貼る
- 修理業者に依頼をする
という2点になりますが、それぞれについて解説をしていきます。
なお、応急処置できないか?と思う方もいるかもしれませんが、変にいじってしまうと修理費用が高くなってしまうということもあります。無駄なことはせずこの2点をしっかりおさえておきましょう。
とにかく手動で自動ドアを開ける方法
基本的に自動ドアは緊急時は手動で開け閉めすることが出来るように設計してありますのでこちらではその方法をご紹介します。
方法は簡単、「自動ドアのロックを解除し、自動ドアの電源を切る」これだけです。
あとはガラスを手動で開く方向に動かせば大きな抵抗もなく自動ドアを開閉することができます。
まれにローラーやベルトの破損で自動ドアが手動で動かないケースもございます。上記方法で扉がスムーズに動かない場合は出来るだけ迅速に自動ドア修理業者に相談しましょう。
自動ドアを手動で開ける方法は下記に詳しく記載してあります。
故障とわかるように張り紙を貼る
まず故障とわかったら、自動ドアが故障中とわかるように張り紙を貼りましょう。
張り紙を貼る理由としては、自動ドアが故障してると利用者に伝えることで不必要なトラブルを防止するためです。
自動ドアの修理業者に修理を依頼する【相見積もりがベスト】
続いてやるべきは自動ドアの修理業者へ修理の依頼です。
もし固定でついてる自動ドアの修理業者がいないのであれば、相見積もりで複数業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
修理業者によっては騙したり高額な修理費用を請求することもあるので、複数業者に見積もりを依頼することでコスパの良い業者を見つけることができます。
なお、自動ドア修理の相場については下記記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回は自動ドアが故障した際の事象や原因、対処法について解説してきました。
自動ドアは簡単に壊れるものではないので、まずは本当に故障なのか?から疑ってみることが大事になります。
おさらいすると見るポイントとしては下記になります。
- 電源が入っているか?
- ガイドレールに物が挟まっていないか?
- タッチスイッチの電池は切れていないか?
- 鍵がかかったままになっていないか?
- センサー部分に汚れがないか?
- ドアの前に物が置いてあったりしてないか?
- 速度設定の調整がおかしくないか?
- ベルトや滑車が劣化してないか?
- 制御部が故障してないか?
上記を確認の上でそれでも自動ドアが開かない、自動ドアが開きっぱなしで閉まらないという場合は修理業者へ依頼する必要が出てきます。
相見積もりすることで悪徳業者を避け、コスパの良い業者を選ぶことができるので複数業者へ故障の旨を伝えて見積もりをしてもらいましょう。
天田 聡
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