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自動ドアが開かない!故障の見極め方と原因・対処法をプロが解説
- 更新日:2026/04/16

自動ドアが自動で開かない状況になると「自動ドアが故障してしまったのではないか?」と思い込みがちです。ただ「自動ドアが故障してしまった!」と焦るのは少し早い可能性もあります。
故障と断定する前に確認すべきことがあり、実は故障ではないこともあるので、本記事を参考に、まずは故障かどうか見極めていきましょう。
本記事では、自動ドアが開かない原因を「故障ではないケース」と「故障のケース」に分けて詳しく解説します。症状ごとの具体的な対処法や、応急処置についても紹介します。
もし、応急処置でトラブルが改善しない場合は、自動ドアの専門業者「自動ドアメンテナンス」へご相談ください。
弊社自動ドアメンテナンスは出張費・見積もり無料で、寺岡オートドア・ナブコ・文化シヤッターをはじめとする主要メーカーの自動ドアの修理に対応しています。
「どこに頼めば良いかわからない」とお悩みの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
目次
「自動ドアが開かない=故障」とは限らない!まず確認すべき5つのこと

自動ドアが開かないときに、まず確認すべきことは以下の5つです。
- 電源スイッチが入っているか(2ヶ所)
- 鍵がかかったままになっていないか
- ガイドレールに小石やゴミが挟まっていないか
- センサーやドア周辺が汚れていないか
- タッチスイッチの電池が切れていないか(タッチ式の場合)
自動ドアが開かない場合でも、すぐに故障と結びつけるのは早計です。すぐに解決できるケースもあるため、まずは上記の項目を順番に確認してみましょう。
①電源スイッチが入っているか(2ヶ所)
自動ドアがまったく動かない場合、最初に疑うべきは電源スイッチです。自動ドアのスイッチは1ヶ所ではなく、2ヶ所に設置されているケースが一般的です。
一つ目は主電源スイッチでドアレールの下部や側面にあります。2つ目は補助スイッチで室内側の引込部上端に設置されています。
自動ドアのスイッチは、引越し業者や工事業者が大型荷物を搬入する際にスイッチを切り、復旧し忘れてしまうケースが少なくありません。
自動ドアの電源がオンの状態では、センサーレンズ部のLEDランプが点灯または点滅します。ランプが消灯している場合は、2か所のスイッチを順番に確認してみましょう。
なお、自動ドアの構造や各部分の名称を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
②鍵がかかったままになっていないか
自動ドアには錠前が付いており、施錠された状態ではセンサーが反応してもドアは開きません。閉店後や休業日の翌日に開かない場合は、まず鍵の状態を確認してください。
大手自動ドアメーカーが公開しているトラブル確認手順でも、「錠が掛かったままになっている」ことが動かない原因の一つとして明記されています。
錠の位置はドア側面下部やフレームに設置されているケースが一般的です。電源を切った上で錠を解除し、再度電源を入れてから動作確認をしてみましょう。
③ガイドレールに小石やゴミが挟まっていないか
ガイドレールとは、自動ドア下部に設けられた溝状の部品です。ドアはレールに沿って移動する仕組みになっており、異物が詰まるとドアの動きが妨げられます。
たとえば、砂・小石・落ち葉・ゴミなどが詰まると、センサーが正常に反応していてもドアが動かなくなることがあります。
目視でレール内を確認し、異物が詰まっていれば割り箸やブラシで取り除きましょう。ただし、レールや周辺部品に強い力を加えると故障の原因になるため、作業は慎重に進めてください。
④センサーやドア周辺が汚れていないか
自動ドアのセンサーは、近赤外線を床面に照射し、反射量の変化をとらえて人の存在を検知する仕組みです。
センサーレンズにホコリや油脂が付着すると、検知機能が正常に働かなくなります。
センサーレンズが原因の場合は、柔らかい布やティッシュで優しく拭き取るだけで改善する可能性があります。また、センサーの検知範囲内に段ボール箱や観葉植物などが置かれていないかも確認しましょう。
ただし、紫外線の影響でレンズが焼けて曇っている場合は清掃では解決しないため、部品交換が必要になります。
⑤タッチスイッチの電池が切れていないか(タッチ式の場合)
タッチ式の自動ドアでスイッチを押しても反応がない場合は、電池切れが原因の可能性があります。タッチスイッチは電池で動作しているため、消耗するとスイッチが機能しなくなります。
電池交換はDIYで対応可能です。スイッチ下部のネジをドライバーで開けると電池カバーが見えるので、スライドさせて新しい電池と交換してください。
交換後にスイッチを押してドアが動けば、電池切れが原因だったと判断できます。DIYで電池を交換する際は、スイッチ本体の表示を確認して、使用する電池の規格を事前に把握しておきましょう。
なお、自動ドアの電池を交換する方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
自動ドアが「自分だけ」開かない?故障ではなくセンサーの特性かも

「周りの人には開くのに、自分だけ自動ドアが反応しない」経験をした方は少なくないでしょう。この現象は故障ではなく、センサーの仕組みに起因する場合がほとんどです。
現在の自動ドアの8〜9割には近赤外線反射センサーが使われており、床面への光の反射量の変化をとらえて人の動きを検知する仕組みです。
そのため、光を吸収しやすい黒い服や毛足の長いモコモコした素材の服は検知されにくくなります。
また自動ドアメーカー大手ナブテスコによると、身長が低い子どもや外気温と体温差が少ない低体温の方も反応しにくい傾向があるとされています。
もし、「自分が通るときだけ開かない」と感じたら、別の人が通れるかどうか確認してみましょう。他の人も開かない場合は故障かもしれません。
自分だけ開かない場合は、少し大きめの動作で近づくか、光沢のある明るい色の服を着ることで改善するケースがあります。
さまざま試しても自動ドアが開かない場合は故障の可能性が高い

前述した対処方法で解決しない場合は、自動ドアの故障が疑われます。症状によって原因が異なるため、以下3つのパターンで状況を整理してください。
- 誰が立ってもまったく反応しない:センサーまたは制御部の故障
- 反応するが途中で止まる・動きが鈍い:ベルトや滑車の劣化
- 異音がする・ガタガタする:内部部品の摩耗や破損
誰が立ってもまったく反応しない:センサーまたは制御部の故障
複数人がドアの前に立ってもまったく反応しない場合は、センサー本体またはコントローラー(制御基板)の故障が疑われます。
自動ドアのセンサーは紫外線による劣化に弱く、屋外や直射日光が当たる場所に設置されていると寿命が短くなる傾向があります。
また、長期間の使用によって内部回路が劣化し、正常な検知信号を送れなくなるケースも珍しくありません。
コントローラーは、センサーやモーターの動作全体を制御するコンピューター基板です。基板が故障すると、センサーが正常に動作していてもドアが反応しなくなります。
センサー単体の交換費用は3万円前後から、コントローラーを含む修理はさらに高額になる場合があります。いずれも専門的な知識が必要な作業のため、専門業者に相談しましょう。
なお、自動ドアのセンサーが反応しないときの対処法は、以下の記事で詳しく解説しています。
反応するが途中で止まる・動きが鈍い:ベルトや滑車の劣化
センサーは反応するものの、ドアが途中で止まる・動きが明らかに鈍い場合は、内部の駆動ベルトや滑車(プーリー)の劣化が主な原因です。
自動ドアの内部には、モーターの回転をドアの動きに変換するタイミングベルトがあります。ベルトはゴム製であり、長期間の使用による硬化・ひび割れ・緩みが避けられない消耗品です。
ベルトが緩むとモーターが空回りしてドアがスムーズに動かなくなり、断裂するとドアは完全に動かなくなります。
ベルトを交換する場合の費用相場は、3万5千円〜5万円程度です。損傷を放置するとレールや吊り車など周辺部品にも負荷がかかり、修理範囲が広がる点に注意が必要です。
交換には専門的な工具と技術が必要なため、専門業者へ相談してください。
なお、自動ドアが途中で止まるときの原因と対処法は、以下の記事でも詳しく解説しています。
異音がする・ガタガタする:内部部品の摩耗や破損
開閉のたびに「キュルキュル」「ガタガタ」「カタン」などの異音が発生する場合は、内部部品の摩耗や破損が考えられます。
主な原因の一つは戸車(吊り車)の摩耗です。戸車は樹脂製のため使用を重ねると少しずつ削れていきます。樹脂が完全に摩耗すると、金属のベアリングがレールと直接接触して異音が発生します。
また、プーリーにひび割れが生じると「カツンカツン」と一定間隔の音が鳴り、冬場の寒い時間帯に症状が出やすい特徴です。
異音が出た状態で使用を続けると、レールの変形やモーターへの過負荷につながり、修理費用が大幅に増える可能性があります。異音を確認したら早めに電源を落とし、専門業者に点検を依頼してください。
なお、自動ドアから異音がする場合の対処法は、以下の記事で詳しく解説しています。
自動ドアが開かない状態が続いているなら「自動ドアメンテナンス」へご相談ください

自動ドアはモーター・センサー・ベルト・制御基板など、精密な部品で構成されており、原因の特定や修理にはメーカーごとの専門知識が必要です。
もし、自動ドアが開かない状態が繰り返し起きる場合や、自力での対処で改善しない場合は、「自動ドアメンテナンス」へご相談ください。
弊社自動ドアメンテナンスは、メーカーを問わず修理対応が可能な独立系の専門業者です。出張費・見積もりは無料で、作業内容と費用をご確認いただいてから正式なご依頼が可能です。
「軽度なうちに修理すれば費用を抑えられる」のが自動ドア修理の基本ですので、気になる症状が出たら、放置せずお早めにご連絡ください。
弊社「自動ドアメンテナンス」で担当した開かない自動ドアの修理事例

弊社ではこれまで、店舗・施設・マンションなど幅広い現場の自動ドア修理に対応してきました。ここでは、実際の修理事例をご紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 症状 | センサーには反応しているがドアが開かない |
| 原因 | ・制御基板の不具合によるモーターへの電力供給停止 ・内部配線の劣化 |
| 作業内容 | ・制御基板の交換 ・内部配線の補修 ・レール内清掃 ・センサー感度の調整 |
| 費用 | 88,000円 |
店舗入口に設置されたナブコ製自動ドアの修理事例です。現地調査でドア上部の駆動装置内部にある制御基板の不具合と、長年の使用による配線劣化を確認しました。
制御基板の交換と配線補修を中心に、レール清掃とセンサー感度の調整まで一連の作業を実施しています。作業後は複数回の開閉テストを行い、正常な動作をご確認いただきました。
お客様からは「突然開かなくなり困っていたが、すぐに現地対応してもらえて助かった。修理方法を複数提示してもらえたので安心してお願いできた。」とのお声をいただきました。
自動ドアが開かない時の応急処置|手動で開ける方法も解説

自動ドアが故障した場合でも、基本的には手動で開閉できる設計になっています。手動への切り替えは、以下の3ステップで行えます。
- ドア側面やフレームに設けられた錠のロックを解除
- 自動ドアの電源スイッチをオフにする
- 手動で開く方向にスライドさせる
ただし、ベルトやローラーが破損している場合は、手動でも動かせないことがあります。その際は無理に引っ張らず、すぐに専門業者へ連絡してください。
また、故障が発生したら、利用者への周知も重要です。「故障中・手動でお開けください」と記した張り紙をドア面に貼っておくと、不必要な混乱を防げます。
店舗や施設の場合は、スタッフが入口付近に立って案内するのも良いでしょう。
自動ドアが開かない場合のよくある質問

自動ドアが開かない場合のよくある質問は、以下のとおりです。
- 自動ドアが開かない時、自分で修理しても大丈夫?
- 停電で自動ドアが開かない場合はどうすればいい?
- マンションの自動ドアが開かない場合、修理費用は誰が負担する?
自動ドアが開かない際によく寄せられる疑問に、プロの視点からお答えします。
自動ドアが開かない時、自分で修理しても大丈夫?
センサーレンズの清掃・ガイドレールの異物除去・電池交換など、外側から確認・対処できる範囲は自分で行っても問題ありません。
一方で、内部部品の分解・調整・交換は、専門的な知識と工具を必要とします。自己流で作業すると別の故障を引き起こしたり、安全装置が正常に機能しなくなったりするリスクがあります。
「自分では判断がむずかしい」と感じた時点で、専門業者への相談を検討してください。
なお、自分できる自動ドアの修理方法や、専門業者へ依頼すべきケースは、以下の記事で詳しく解説しています。
停電で自動ドアが開かない場合はどうすればいい?
停電時の自動ドアの挙動は機種や設置場所によって異なります。多くの商業施設・店舗では消防法の規定に基づき、停電と同時にロックが解除されて手動で開閉できる設計になっているはずです。
手動でも開かない場合は、装置ボックスから垂れているワイヤーを引くことで、解錠できる機種もあります。停電が復旧すれば通常の動作に戻るため、原則として復旧作業は不要です。
手順が不明な場合は、施設の管理会社または管理担当者に確認してください。
マンションの自動ドアが開かない場合、修理費用は誰が負担する?
マンションエントランスの自動ドアは共用部分に該当します。経年劣化や通常使用による故障の場合は、管理組合が修繕積立金から費用を負担するケースが一般的です。
一方、居住者個人の過失(強い衝撃を与えた等)が原因の場合は、当該居住者の負担となることがあります。
ただし、マンションごとに管理規約の内容は異なるため、詳細は管理会社または管理組合に直接確認するのが確実です。
なお、テナントに設置されている自動ドアの修理費用については、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ:自動ドアが開かないときはセルフチェック!それでもダメなら修理を業者へ依頼しよう

自動ドアが開かない場合は、以下の5項目をチェックしましょう。
- 電源スイッチのオン・オフ
- 鍵の施錠状態
- ガイドレールへの異物混入
- センサーの汚れ
- タッチスイッチの電池切れ
また、自分だけ自動ドアが反応しない場合は、センサーの特性が原因であるケースが多いため、複数人でも開かない場合に故障を疑いましょう。
セルフチェックで改善しない場合は、センサー・制御基板・ベルト・吊り車のいずれかが故障している可能性があります。
内部部品の故障は専門業者でなければ対応が困難です。修理を先延ばしにすると損傷範囲が広がり、最終的な修理費用が増える点には注意しましょう。
自動ドアの修理・点検は「自動ドアメンテナンス」へお任せください。豊富な実績とリーズナブルな料金で、お客様の自動ドアに関するお悩みをスピーディーに解決します。
自動ドアのことでお困りの際は、まず自動ドアメンテナンスへお気軽にお問い合わせください。
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全国で自動ドアの修理や交換をご希望の方はぜひご相談ください
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