【図解】自動ドアの名称一覧|構造・部品・用語をわかりやすく解説

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【図解】自動ドアの名称一覧|構造・部品・用語をわかりやすく解説

更新日:2026/04/18

昨今は一般的な存在となった自動ドアですが、自動ドアの各部名称まで知っている人は依然として少数派でしょう。この記事では、自動ドアの修理を依頼する際に役立つ、自動ドアの各部名称について解説します。興味や関心を持った人は、ぜひ最後までご覧ください。

なお、自動ドアの修理を依頼する業者選びに悩んでいる場合は、メーカー品質の自動ドア修理をメーカーより安く提供している弊社「自動ドアメンテナンス」に任せてください。自動ドアメンテナンスは地域密着のスピード対応も魅力で、問い合わせから最短30分で現場に到着します。

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目次

自動ドアの基本構造と仕組み|各部の名称と位置を図で解説

上記の図のように、自動ドアはさまざまなパーツが使用されており、それぞれ異なる役割を担っています。自動ドアの基本的な構造、および仕組みに関する解説は、以下のとおりです。

自動ドアを構成する3つの要素(オペレータ部・センサー部・ドアサッシ部)

自動ドアはオペレータ部、センサー部、そしてドアサッシ部の3つの要素で構成されています。それぞれの要素の詳細は、以下のとおりです。

要素 詳細
オペレーター部 ・ドアの開閉動作を制御・駆動する心臓部
・モーターやコントローラー、駆動ベルトなどで構成されている
・自動ドアの最も故障しやすい部分でもあり、定期的なメンテナンスが必要
センサー部 ・人や物の接近を感知し、ドアの開閉や通行中の安全確保を行う重要部分
・ドア上部に設置され、赤外線やマイクロ波技術を用いて自動ドアの「目」として機能する
・昨今はセンサー技術も向上し、誤作動も減っている
ドアサッシ部 ・ガラス扉を支えるアルミやステンレスのフレーム、および扉全体を指す構造部分
・アルミやステンレス素材で、強度と軽さを両立したものが多く使用されている
・開閉時の脱輪防止機能や、静音性の高い戸車が採用されることもある

自動ドアが開閉する仕組み|センサー検知から閉扉までの流れ

自動ドアはセンサーが人の接近を検知し、コントローラーがモーターへ指令を出し、ベルトを介してドアをスライド開閉するのが基本的な仕組みです。以下は、より詳細なセンサー検知から開閉までの流れになります。

  1. 上部センサーが人の気配(動きや熱)を検知する
  2. コントローラーがモーターを回転させ、ベルトと戸車を介して扉がスライドして開く
  3. ドアが最大幅まで開き、一時的に停止して通行を待つ
  4. 人がいなくなったかセンサーが再確認する
  5. 人がいなくなって一定時間後、ドアが閉まり始める
  6. 閉扉中に再度人が検知された場合、もしくは安全センサーが感知した場合は、自動的に開扉動作に切り替わる

【駆動系】自動ドアを動かすパーツの名称と役割

自動ドア

自動ドアを動かすパーツの名称は、次のとおりです。

  • エンジン(ドアエンジン)
  • コントローラー(制御盤)
  • モーター
  • タイミングベルト
  • ガイドプーリ(戸車)

以下では、それぞれのパーツの役割について解説します。

エンジン(ドアエンジン)

エンジン(ドアエンジン)は、自動ドアの開閉動作に際して直接作動する動力装置です。現在多くの自動ドアに使われているのは電気モーターを動力としています。

エンジンは、コントローラー(制御装置)、動作のために必要なモーターとベルト、ドアの走行に必要なレールとプーリーから構成されており、エンジンはドアの上部にあるケースに格納されています。重いドアをスムーズに開けるだけでなく、危険な場合は即座に止めるだけのパワーと反応速度を持っています。

現在のエンジンはたとえセンサーが何も検知していなくても、モーターに負荷があると「何かを挟んだ」と判断してコントローラーがドアの動きを止めてくれます。そのため、自動ドアに誤って挟まれて怪我をするということがないように非常に安全面を気にして設計されています。

コントローラー(制御盤)|自動ドアの頭脳

コントローラーは、自動ドアの頭脳です。センサーやモーターと繋がっており、センサーからの信号でモーターに開信号を出します。

コントローラーはドアの移動距離を覚えており、開くときも閉じるときも安全を確保できるよう、モーターの速度を適宜微調整しています。また、センサーやモーターが危険を察知した場合は、ただちにドアを開きます。

モーター|ドア開閉の動力源

モーターは開閉する際の動力になる部品で、重たいドアを開ける、閉じかけたドアを停止する、という重要な部品となります。人や物を検知するセンサーが反応しない場合、モーターに何か挟まるなどで負荷がかかった場合「何かを挟んだ」と判断し、コントローラーへそれを伝え、ドアの動きを停止させます。

タイミングベルト|モーターの回転をドアに伝える

タイミングベルトは、モーターの回転をドアに伝える働きをします。ゴムや金属線、樹脂などをサンドイッチのように挟んで作られており、簡単には切れません。

こちらは摩擦で徐々に劣化していきます。開閉の回数にもよりますが10年程度使用したら一度交換を検討しても良いかもしれません。

ガイドプーリ(戸車)|ドアをレール上で走らせる車輪

ドアをレール上で走らせる車輪が、ガイドプーリです。ガイドプーリの上部はベルトに接続され、下部にはドア本体が吊り下げられています。

非常に硬い樹脂で作られており、スムーズな動作にはかかせない部品です。5年、10年と使い続けると劣化や割れが発生しやすくなり、定期的(5年から10年)に交換することが推奨されています。

なお、15年以上元気に動く自動ドアもあるのも事実のため、メンテナンスや交換のタイミングはユーザーの方の判断に任されます。

【検知系】自動ドアのセンサーの名称と種類

自動ドア

自動ドアのセンサーの名称と種類一覧は、次のとおりです

  • 起動センサー
  • 光電スイッチ(赤外線反射式センサー)
  • タッチスイッチ
  • 補助光電センサー(安全光線)
  • 保護センサー

以下では、それぞれの自動ドアのセンサーの詳細について解説します。

起動センサー|ドアを開くための検知装置

起動センサーは、扉を開くために使われるセンサーです。開閉方式には近づくだけで自動ドアが開く光電スイッチと、ボタンを押すことによって自動ドアが開くタッチスイッチの2種類があります。

光電スイッチ(赤外線反射式センサー)|人の接近を自動検知

自動ドアの目となり、人の接近を感知するのがセンサーです。自ら光線を出し床からの反射を読み込み、その光軸に物体が侵入することで検知信号を出すものが主流で、サッシの上部や天井等、ドアの上から周囲を見張っています。

センサーが通行を検知すると、コントローラーがドアを開閉します。この間も見張りを続けているため、ドアの周囲で立ち止まったとしても、センサーに検知されている間はドアが閉まってくることはありません。

タッチスイッチ|手動操作で開閉するタイプ

タイトスイッチは、人が押した場合のみドアを開けるスイッチです。周囲の人通りが多い場所や工場内など、無駄な開閉を防ぐ際に使用します。

ドアの開閉中の安全確保のため、センサーと併用されることがほとんどとなります。この場合センサーはドアを開けず、タッチスイッチによってドアが開閉する間のみ安全確保のために作動します(開時作動)。

また、天井から下がった紐を引くプルスイッチや、金属の接近を検出できるマイクロウェーブ式のセンサーを導入される事例もございます。

補助光電センサー(安全光線)|挟まれ事故を防ぐ安全装置

ドア自身の動きをセンサーが検知してしまわないように、ドアの軌道付近はセンサーの検出範囲から外れています。この僅かな隙間の安全を確保するのが補助光電センサーです。

保護センサー|ドア作動範囲を監視する最新の安全機構

ドアの通行中や隙間に人が立ち止まった際、挟まれ事故を防ぐための安全装置が保護センサーです。主にドアの戸袋や付近に設置され、起動センサーが検知できない死角を監視し、人や物を検知するとドアを再開閉させる役割を担っています。

【外装・可動部】ドア本体まわりの名称と役割

自動ドア

ドア本体まわりの名称の一覧は、次のとおりです。

  • 起動センサー
  • 光電スイッチ(赤外線反射式センサー)
  • タッチスイッチ
  • 補助光電センサー(安全光線)
  • 保護センサー

以下では、それぞれのドア本体まわりの詳細について解説します。

ドア(扉)|片引き・両引き・折り戸・回転ドアの違い

自動ドアのドア(扉)にもさまざまな種類があり、その種類に応じた開閉タイプもあります。たとえば、1枚のドアが1方向に開くタイプのドアを「片引き」と呼び、2枚のドアが左右に開くタイプのドアを「両引き」と呼びます。どちらの開閉方式でもエンジンはひとつで、モーターがまわることでベルトが上下逆方向へと進むのが基本的な仕組みです。

そのほかにも、折り畳み開閉ドアの「折り戸」のタイプのものがあります。これは開閉ドアの左右に戸袋スペースが不要なため、スペースの有効活用ができる点がメリットです。

また、建物内部と外部を遮断しながら通行できる「回転ドア」というタイプもあります。設置したいシチュエーションに合わせてみましょう。

ガイドレール|ドアの走行を支える溝レール

ガイドレールは、ドアの最下部にある溝です。ドアの下に付いている「振止め(ふれどめ)」と呼ばれるパーツがガイドレール内に入っており、ドアが外れたり、軌道の外に飛び出さないように押さえています。

ゴミの溜まりやすいため、定期的な清掃が必要です。ゴミが溜まると、振止めが破損し開閉の抵抗となり様々な不具合が発生します。また凍結が起きるような場合はクーラント(不凍液)を使用することもあります。

振れ止め(ふれどめ)|ドアの脱線・揺れを防ぐ樹脂パーツ

振れ止めは、ガイドレールに取り付けてあるドアがガイドレールから外れないようにする部品です。樹脂で出来ており、長い間使用していると摩耗して破損する場合があります。

開閉時にカタカタ音が鳴るときは、振れ止めの破損を疑いましょう。破損したままでも開け閉めは可能ですが、ガイドレールの摩耗や摩擦による抵抗でモーターに負荷がかかり、さまざまな箇所に影響を与えています。

その結果、大きな故障に繋がりかねないため、注意しましょう。

鍵(錠前・電気錠)|施錠方法と仕組み

自動ドアの鍵には、さまざまな種類が存在します。たとえば、主にドア下部のガイドレール付近に取り付けられる「エンジンドア用錠」は、自動ドアに特化した防犯性の高い錠前です。バールによる破壊行為にも耐えうる高い堅牢性を持っているのが特徴で、電気信号または手動でデッドボルト(鍵のボルト)を出し入れし、ドアの開閉を制御する仕組みになっています。

また、昨今はカードやスマホ、暗証番号で開閉する電気錠も一般的な存在になりました。物理的な鍵穴がないためピッキングの被害に遭いにくく、入退室管理システムと連携することでさらに防犯性能を高められます。

無目(むめ)|ドアエンジンを収納する上部の枠

ドア開口部の上部にある、ドアエンジン(機械装置)を内蔵したフレーム部分が無目です。一般的にこの部分にセンサー(無目センサー)を設置し、人の接近を感知して自動ドアを開閉させる仕組みになっています。

知っておきたい自動ドアの専門用語|現場で使う名称一覧

自動ドア

ここでは、知っておきたい自動ドアの専門用語を、現場で使う名称(意味)で紹介します。

専門用語 意味
框(かまち) ドアを構成する四方の枠
方立(ほうだて) 開口部とガラスを仕切る縦枠
ブレークアウト機構 緊急時にドアを手動で開放する仕組み
手動切替スイッチ 自動・手動・常開モードの切り替え
FIX(フィックス)部 開閉しない固定ガラス面

ただし、メーカーによって呼び方が異なる場合があるので、ご注意ください。

修理・メンテナンスなら「自動ドアメンテナンス」へご相談ください

自動ドア

昨今はさまざまな自動ドアの専門業者が登場しているため、どの業者に依頼すればよいかわからない人もいるでしょう。その場合は、本物のプロの技術を有する弊社「自動ドアメンテナンス」に任せてください。

自動ドアメンテナンスは、これまでさまざまなメーカーの自動ドアの修理やメンテナンスを請け負ってきたため、提案力には自信があります。また、アフターサービスが充実している点も、自動ドアメンテナンスの強みです。修理した箇所は基本的に1年間の保障をつけており、メーカー純正部品を使用する場合は当然メーカー保障も対応しています。

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弊社「自動ドアメンテナンス」で対応した自動ドアの修理事例

自動ドア

弊社「自動ドアメンテナンス」では、過去のさまざまな自動ドアの修理やメンテナンスに携わってきました。以下は、実際の対応事例の概要です。

状態 ・店舗入口のフルテック製自動ドアが開くときに途中で止まってしまう
・調査の結果、ドア上部の駆動装置内部にあるベルトの劣化と、センサー周辺の汚れによる検知不良が原因であることが発覚
対応 ・自動ドア本体の動作確認と各部の点検を実施し、劣化していた駆動ベルトを交換
・レール内部の清掃とセンサー部分のクリーニングを行い、開閉速度や停止位置の調整も実施
価格 55,000円

対応後、クライアントからは「作業中も今どのような作業をしているのか説明しながら進めてくれたのが印象的」や「原因になっている部分を丁寧に説明してくれたため、安心してお願いできた」など、高く評価していただきました。

まとめ:自動ドアの名称を知れば修理・メンテナンスがスムーズになる

自動ドア

自動ドアの要素やパーツの名称は複数あるため、最初はうんざりするかもしれません。しかし、一度覚えてしまえば自動ドアの修理やメンテナンスを依頼する際、スムーズに話し合いを進められます。自動ドアを導入している人は、本記事を参考にぜひ自動ドアの要素やパーツの名称を覚えてください。

なお、自動ドアの修理やメンテナンスを任せる業者選びが難航している場合は、弊社「自動ドアメンテナンス」がおすすめです。自動ドアメンテナンスは全国に営業所を構えているため、現場まで最短30分で到着し、スピーディーにクライアントのトラブルに対応します。お問い合わせフォームは24時間相談を受け付けているため、興味を持った人はぜひ気軽に連絡してください。

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この記事の監修者

経歴

自動ドアに携わって17年以上。 大手自動ドアメーカーで8年、自動ドアの製造および施工事業に従事後、自動ドアメンテナンスに合流。 今は中部地方のチームリーダーとして自動ドアの修理工事の指導を行う傍ら、WEB担当として情報発信も行う。

実績

  • 独立後800件以上の施工件数
  • メーカー問わずマンションの自動ドアから大型商業施設の自動ドアまで幅広く経験

保有資格


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