自動ドアセンサーの種類と調整方法をわかりやすく解説

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自動ドアセンサーの種類と調整方法をわかりやすく解説

更新日:2026/05/29

自動ドアのセンサーは、通行人を感知しドアを開閉させます.。センサーを設置する環境や設定が合っていないと、開閉不良の原因につながります。調整方法はさまざまな条件に異なるため、正しい方法を理解しておくのが大切です。

ここでは、自動ドアのセンサーの調整方法やありがちなトラブル、実際に対応した修理・交換事例を紹介します。自動ドアのセンサーが故障しスムーズに動作しないなら、自動ドアメンテナンスへご相談ください。

弊社は、全国に営業所を構えています。地域に密着したスピード対応を心がけており、最短30分で現場に到着可能です。自動ドアのセンサー関連のトラブルを今すぐ解決してほしい方に、選ばれています。

>>自動ドアメンテナンスへ修理・交換を相談する

目次

自動ドアセンサーの基本を把握して効果的に調整する

How sensor adjustment works

自動ドアセンサーには赤外線式や電波式、人感センサーなどさまざまな種類があります。センサーの調整のやり方は、検知方法によって異なります。

  • センサーの種類と動作原理を知って設定を最適化する
  • 屋内外や通行量など設置環境に合わせて設定する

適切な設定を行うには、まずはセンサーの基本を十分理解するのが大切です。

センサーの種類と動作原理を知って設定を最適化する

自動ドアセンサーは、赤外線と電波式の大きく2種類があります。赤外線式は対象物の温度差や反射を検知して動作し、電波式はドップラー効果を利用して人の移動をキャッチします。

どちらの方式でも感度と検知エリアの調整が必要ですが、赤外線式は特に温度や光の影響を受けやすく、電波式は対象物の速度や角度に反応しやすい特徴があります。センサータイプを把握して設定を見直すだけで、誤作動や反応遅延が減るケースもあるため、導入している機種の説明書を確認しておくと役立ちます。

屋内外や通行量など設置環境に合わせて設定する

自動ドアセンサーは、設置される環境や利用シーンによって最適設定が異なります。屋外に面したドアでは雨風や直射日光の影響が大きい一方、屋内のドアでもエアコンの風や照明の反射が誤作動の要因になる場合があります。

さらに、人の通行量が多いショッピングモールなどでは感度をやや下げて誤開閉を抑える一方、障害のある方や子どもが多く利用する施設では検知エリアを広めに設定し、反応性を高めることが大切です。現場の状況に合わせた調整が自動ドアのスムーズな運用に求められます。

自動ドアセンサー調整の具体的な3ステップと

procedure

センサーの種類と設置環境を理解したら、実際の調整作業を行います。自動ドアのセンサー調整は、3つのステップに分けられます。

  • 電源を落としてからカバーを開ける
  • 感度ダイヤルと検知エリアの調整を行う
  • 動作確認と微調整で最適な反応を目指す

安全面に配慮しつつ、適切な手順で作業してください。

1.電源を落としてからカバーを開ける

自動ドアセンサーの調整を開始する前に、必ずドアの電源をオフにして作業中の誤作動を防いでください。制御パネルにメインスイッチがあるタイプでも、そのスイッチをオフにするだけでは不十分な場合があるため注意しましょう。

周囲に人が通る可能性がある場所の場合、作業エリアをロープや看板で囲うなど安全対策を施します。そのうえでセンサーが入っているカバーを丁寧に取り外し、内部の調整ダイヤルやスイッチにアクセスできる状態にしましょう。カバーの固定用ネジやクリップを失くさないよう小さな容器に入れて管理すると後片付けが楽になります。

2.感度ダイヤルと検知エリアの調整を行う

ほとんどの自動ドアセンサーには、感度や検知エリアを設定するダイヤルやスイッチが内蔵されています。たとえば「HIGH」「LOW」といった表示や段階的な数値がある場合は、それを回して感度を上げ下げする方式が一般的です。

検知エリアに関しては、センサー本体の角度を変えることで上下左右の範囲を調整できる機種もあります。例えば視野が狭すぎると人が目の前に来て初めて開くため利用者が急停止する原因になりますが、広すぎると少し離れた場所でも反応してドアが無駄に開きやすくなります。

適度な範囲を探るためにも、調整後は必ず試しにドア付近で動作チェックをして、必要に応じて微調整を繰り返すのがおすすめです。

3.動作確認と微調整で最適な反応を目指す

センサーの設定を変更したら電源を入れて、実際に人が通ったときのドアの開き方を確認してください。

反応速度やドアが開くタイミング、開閉までの間隔が利用者にとって適切かどうかを確認します。過度に敏感だと人が通っていないのに開く現象が起きやすく、逆に鈍感すぎると利用者がぶつかりそうになって危険です。特に季節によって温度や照度が変化しやすい場所では、定期的に再度の微調整を行う必要が出てきます。

複数のドアが隣接している場合、それぞれのセンサーが干渉し合うケースもあるため、全体の動作バランスを考慮しながら設定を進めましょう。設定に納得がいったらカバーを元に戻し、締め忘れのネジや不自然な隙間がないか最終チェックを行ってください。

センサー調整で起こりがちなトラブルと対処法

trouble

調整作業を行っても、現場の環境やセンサーの状態次第で想定外の不具合が発生します。代表的なトラブルと解決のヒントを押さえ、無駄な作業を繰り返さないようにしましょう。

  • 誤作動による連続開閉が止まらない
  • 人が前に立っても開かない、または遅れて開く
  • 気温や照度差が激しいときに作動が不安定になる
  • ドアが開きっぱなし・閉まらない

誤作動による連続開閉が止まらない

センサーの感度が高すぎたり、検知エリアが広すぎると人の動き以外の要素にも反応してしまい、ドアが連続開閉を起こすことがあります。風で揺れる植物やゴミ、照明の反射、車のヘッドライトなどが主な要因です。

まずは感度を少し下げ、検知エリアを狭めて不要な範囲を除外するように設定し直してみると改善する可能性があります。環境的に避けられない要因が大きい場合は、センサー位置を変更したり専用カバーで遮光するなど物理的対策を考えることも方法のひとつです。

人が前に立っても開かない、または遅れて開く

感度が低すぎる、 センサー表面に埃が溜まっているとドアがなかなか開かないケースがあります。特に赤外線式センサーはレンズの汚れや曇りに弱いため、まずは清掃してから感度を上げる操作を試してください。

また、高齢者や子どもが通過する施設では歩行速度が低い、もしくは背が低いために検知されにくい場合もあります。センサー角度を下げたり、検知エリアを下方向に広げるよう調整すると改善が期待できます。

自動ドアのセンサーが全く反応しない理由とは?原因別に解消方法もご紹介

気温や照度差が激しいときに作動が不安定になる

季節の変わり目や日中と夜間の気温差が大きい場所では、自動ドアセンサーの検知に影響が出る場合があります。赤外線式の場合、外気温と人体の温度差が小さくなると反応が鈍くなる傾向が見られます。逆に直射日光が当たる環境ではセンサーが過度に興奮しやすく、誤作動につながる可能性があります。

これらに対処するには、定期的な感度微調整のほか、日除けやサンシェードを取り付けて直射日光を和らげる、室内の照明を反射しにくい配置に変更するなど、環境を整える取り組みも効果的です。

センサーの故障原因と対処法についてもう少し詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

自動ドアセンサーの故障の原因と対処法をプロが解説!

ドアが開きっぱなし・閉まらない

自動ドアが開きっぱなし・閉まらないときはセンサーやコントロールボックス、機器周辺を確認します。センサー・タッチスイッチが故障や電池切れを起こすと、自動ドアは常に開いた状態です。

故障はセンサーの交換や、レンズの清掃で解決する場合があります。電池切れは起動スイッチに内蔵されている乾電池を交換するだけで、すぐに復旧します。

自動ドアの動きを制御しているコントロールボックスが壊れると、ドアは閉まりません。再起動させても動かない場合は、専門業者への修理依頼が必要です。

自動ドア周辺に荷物や雪など、障害物があると検知して開きっぱなしになる場合があります。障害物の撤去を行い、再度動かせば復旧する可能性が高いです。

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自動ドアセンサーのランプ表示(色・パターン)を見れば故障が判断できる

自動ドアセンサーのランプは、機器の動作状態を示しています。ランプの表示方法や製品により若干異なりますが、2(赤・緑)または3(赤・緑・青)色が一般的です。

緑や青が常に付いている、赤が一時的に点灯しているなら正常に動いている状態です。緑は待機中、青は設定モードです。赤は、人物や物を検知している最中を意味します。

赤が常時点灯している、ランプが点滅または消灯している場合は異常が起きている可能性があります。赤の常時点灯やランプの点滅は、エラーまたは誤作動を示す信号です。ランプが消灯しているのは、何らかの不具合で電源が切られている、センサーが故障しています。

自動ドアセンサーは日常的な清掃(メンテナンス)と簡易点検でトラブルを防げる

自動ドアのセンサートラブルを防ぐには、日頃のメンテナンスと業者による簡易点検が必要です。自動ドアは人の出入りが多い場所に設置されており、ほこりや湿気などの影響を受けやすいです。

センサー部分に付着したゴミやレンズの汚れは、検知精度を低下させます。週に1回レンズの表面を清潔な布で軽く拭き取るだけでも、トラブルの予防につながります。

ドアの開閉動作に異変がないか、センサー付近のケーブルに緩みがないかを確認し怪しい点があれば早めに対処しましょう。日々の点検を習慣化しておくと、小さな異常を発見できて大規模な修理が必要になる前に対処可能です。

【保存版】大手自動ドア3社の保守メンテナンス|サービス内容と費用相場についても解説

自動ドアセンサーが故障したと感じたら業者へ相談するのが安心

自動ドアのセンサーを調整しても症状が全く改善しない場合、内部の故障や経年劣化が疑われます。設置から数十年経過している、屋外設置で直射日光や気温差の影響を受けていると劣化が進行して正常に検知できなくなる場合があります。

劣化が進んだセンサーを自力で修理するのは難しく、専門の業者へ相談するのがおすすめです。本格的に点検を行ってもらえば、不具合の箇所や隠れていた異変を見つけてくれます。

不具合を起こしている自動ドアを無理に動かし続けるのは、誤作動による事故や建物のイメージダウンにつながります。

失敗しない 正しい自動ドア修理業者の選び方|悪徳業者の手口や見抜き方とともにプロが解説

自動ドアのセンサーを点検・修理したいなら「自動ドアメンテナンス」へご相談ください

自動ドアのセンサーの不具合にお悩みなら、自動ドアメンテナンスへお任せください。自動ドアの修理・交換からメンテナンスまで、高品質の技術を良心的な価格で提供いたします。

エリア内であれば、即日対応が可能です。夜間の対応も行っており、いつどんなトラブルが発生してもすぐにプロに相談できます。

弊社では、広告費を使わない自社集客を実施中です。コストを削減した分、お客様への積極的な還元を行っており費用負担が気になる方も気軽に利用可能です。

自動ドアの修理箇所には、基本的に1年間の保証が付きます。工事後何らかの不具合が発生してもすぐプロに相談できるので、安心です。

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自動ドアメンテナンスで対応したセンサー関連の修理・交換事例

店舗入口のフルテック製自動ドアが「開くときに途中で止まることがある」とのご相談をいただき、現地調査を行いました。確認したところ、ドア上部の駆動装置内部にあるベルトの劣化と、センサー周辺の汚れによる検知不良が見られました。

原因 ・駆動ベルトの劣化
・センサー周辺の汚れ
修理の内容 ・駆動ベルトの交換
・レール内部の清掃
・センサーのクリーニング
費用 55,000円

まずは、自動ドア本体の動作確認と各部の点検を実施しています。劣化していた駆動ベルトの交換とレール内部の清掃、センサー部分のクリーニング、開閉速度・停止位置の調整を行いました。

作業後には複数回の開閉テストを実施し、スムーズに動作することを確認しています。お客様にも実際に動作を確認していただき、今後のトラブルを防ぐための簡単なメンテナンス方法についてもご説明いたしました。

自動ドアのセンサーに関するよくある質問

自動ドアのセンサーに関して、よくある3つの質問に回答します。

  • 自動ドアセンサーの寿命はどれくらい?
  • メーカーがわからない自動ドアのセンサーでも点検・修理は依頼できる?
  • 自動ドアのセンサーの修理・交換にはどれくらいの費用がかかる?

センサーの故障・不具合にすぐ対処できるように、疑問点は事前に解決しておくと安心です。

自動ドアセンサーの寿命はどれくらい?

自動ドアセンサーの寿命は、5~10年程度です。寿命は開閉の頻度や設置環境、センサーの種類により変動します。1日何度も開閉をくり返していると、内部部品が消耗して不具合を引き起こします。

センサーは直射日光や気温差、雨風などの影響を受けやすいです。屋内より屋外に設置されているセンサーの方が劣化が早く、定期的なメンテナンスが欠かせません。

メーカーがわからない自動ドアのセンサーでも点検・修理は依頼できる?

自動ドア専門の業者なら、メーカーが分からなくても点検・修理は依頼可能です。自動ドアの修理や交換、点検を専門に行う業者のほとんどがメーカーを問わず対応しています。

自動ドアやセンサーのメーカーが分からないと、おおよその修理費用を自身で確認するのは難しいです。点検・修理にかかる費用を知りたいなら、業者に相談するのが確実です。現地調査を行って、正確な見積もりを提示してくれます。

日本の自動ドアメーカー一覧!業界シェアや評判のまとめ

自動ドアのセンサーの修理・交換にはどれくらいの費用がかかる?

自動ドアのセンサーの修理は10,000~50,000円、交換は30,000~50,000円程度です。交換はセンサー部品+工事費がかかるため、修理よりやや高くつきます。

修理にかかる費用相場は、交換する機器により多少変動します。天井埋め込み型は天井の工事大や高所作業代などが追加で発生するため、他の機器より高額です。

自動ドアの修理・交換の費用相場について事例別にわかりやすく解説

自動ドアのセンサーは定期的な清掃や調整を実施しましょう

自動ドアのセンサーは人の往来を快適にする一方で、設定や環境が合わないと誤作動や遅延が起こりやすくなります。

赤外線式や電波式など、センサー方式に応じて感度や検知範囲を調整し、屋内外や周辺環境に合わせた設定を行うことが重要です。調整前には必ず電源をオフにしてカバーを外し、必要なダイヤルを動かしてテストを繰り返しながら最適値を見極めてください。

定期的に清掃や簡易点検を実施すれば、多くのトラブルを未然に防げます。調整だけで改善しない場合はセンサー故障やドア本体の問題が考えられるため、専門業者への早期相談が安心です。利用者の安全と快適な通行を守るためにも、自動ドアセンサーの正しい調整とメンテナンスを心がけましょう。

自動ドアのセンサーの不具合が改善しないときは、自動ドアメンテナンスへご相談ください。故障の症状や自動ドアの種類、メーカーを共有いただければ電話で概算の見積もりを提示可能です。

現地調査・見積もりは、無料で行っております。正確な見積もりを知りたい、プロに1度点検してほしい方はお気軽にお問い合わせください。

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この記事の監修者

経歴

自動ドアに携わって17年以上。 大手自動ドアメーカーで8年、自動ドアの製造および施工事業に従事後、自動ドアメンテナンスに合流。 今は中部地方のチームリーダーとして自動ドアの修理工事の指導を行う傍ら、WEB担当として情報発信も行う。

実績

  • 独立後800件以上の施工件数
  • メーカー問わずマンションの自動ドアから大型商業施設の自動ドアまで幅広く経験

保有資格


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