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自動ドアセンサーの種類と特徴を解説!状況にあったセンサーを選ぼう
- 更新日:2023/06/07
- 自動ドアのセンサーってどんな種類があるんだろう?
- センサーについてもう少し知りたいことがある
自動ドアは起動センサーが物体を検知してドアの開閉を行なっていますが、一つの種類ではありません。
代表的な種類は下記3つとなりますが、本記事では具体的にどういうものなのか解説をしていきたいと思います。
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なお、自動ドアの基本的な仕組みについては下記の記事で解説をしています。
本記事では自動ドアのセンサーの種類について紹介をしつつ、下記についても触れていきます。
- 起動センサーをしっかり調整する必要がある理由
- センサーに関するよくあるトラブル
- センサーを交換する費用と交換方法
自動ドアのセンサーに関して、疑問点があるという方は是非参考にして頂ければと思います。
目次
自動ドア起動センサーの種類は大きく分けて3種類!
自動ドアのセンサーは、人物や物体を検知するもので「起動センサー」と呼ばれています。
この起動センサーは、大きく下記3つに分けられます。
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ではそれぞれの自動ドア起動センサーの特徴をみていきましょう。
熱線式センサー:体温で人間を感知する以前主流だったセンサー
熱線式センサーは、人間の体温と周囲の温度を比較して検知し作動するセンサーのことです。
人間の体温は、周囲の物体と比べて暖かいので、温度差を検知して、自動ドアに向かってくるのが人間だと認識します。
ひと昔前に、自動ドアを導入したままの会社などでは、熱線式センサーを用いた自動ドアが多いです。
しかし、熱線式センサーは、夏場では周囲の温度が上がってしまい、人間の体温との差を感知するのが難しいため、現在では室内の自動ドアにのみ導入されることが多くなっています。
光線式センサー:最も普及している光の反射で人間を検知するセンサー
光線式センサーは、光の反射を利用して人間を検知するセンサーになります。
近赤外線をセンサーから放出し、その反射率の変化を検知、光が反射した物体が人であるのか確認ができます。
光線式センサーは、他の2つの超音波センサーや熱線式センサーのように天気や気温の影響で感知能力が低下するということがありません。
そのため、現在では多くの自動ドアに光線式センサーが取り付けられています。日本の自動ドアの実に80%以上が光線式と言われています。
最近の光線式センサーは、高密度で検知エリアの精度が向上しているのですが、実は2つほど弱点があります。
光線式の弱点1.服の素材
まず1つ目は、「服の素材」です。
光の反射の多さで人間か物体かを判断する光線式センサーは、黒い服や、モコモコとした素材の服ですと、光を反射しにくくなってしまい検知能力が低下します。
光線式の弱点2.床の材質
2つ目は、「床の材質」です。
たとえば、床が絨毯のような素材ですと、服の素材と同様に光が反射しにくくなり、検知能力が低下します。
光線式センサーの自動ドアを導入する際は、お客様の服の素材に留意することはできませんが、床の材質を反射しやすいものにするなど工夫をしましょう。
超音波センサー:超音波の反射により人間を検知するセンサー
超音波センサーは、自動ドア付近の天井などに取り付け、超音波を放出し、自動ドア付近の人間を検知します。
自動ドア入り口付近に人間がいれば、超音波が人間に反射され、センサーが検知し扉が開閉するという仕組みです。センサーの高さを調整すれば、ペットなどがドアに近づいても扉が開かないようにできるため、人間との識別は可能です。
超音波センサーの弱点としては、雨や風など天候の変化によって、感知能力が低下することがあります。
このことから、現在の主流は光線式センサーとなっているのです。
自動ドア起動センサーは商品によって検知面積が異なるため調整が必要!
上記で自動ドア起動センサーの代表的な3種類を紹介してきました。
現在、起動センサーの主流は、光線式とお伝えしましたが、実は自動ドアメーカーの商品によっても、同じ光線式センサーでも検知範囲が異なります。
そのため、自動ドアを設置する際やセンサーを交換する際、下記が重要となります。
- きちんと設置する場所に合わせた検知範囲の光線式センサーを導入すること
- センサーの感知する範囲を調整すること
後者のセンサーの調整する重要性や方法については下記記事を参考にしてみてください。
自動ドアのセンサーに関するよくあるトラブルの原因や対処方法
既に自動ドアを導入してる方の中にはセンサーに関して下記のようなトラブルに見舞われている方もいるかと思います。
- 自動ドアのセンサーが反応しない
- センサーが故障?と感じることがある
このような問題になっている方は下記を参考にしてみてください。
自動ドアのセンサーが反応しない
自動ドアのセンサーが反応しない…という時はいくつかの原因があります。
実は些細なことでセンサーが誤作動していて少しいじるだけで解決…ということもあります。
センサーが反応しないという場合は下記記事をご覧ください。
自動ドアのセンサーが故障してると感じる
自動ドアが開きっぱなしで閉まらない…センサーの故障かな?と思うこともあります。
故障してしまったかもと感じる時は下記記事を参考にしてみてください。
自動ドアのセンサーを交換する費用や交換費用
ここまで自動ドアのセンサーの種類を始めとするセンサー周りのことを解説してきました。
- 現状使っているセンサーをそろそろ交換し時かも・・・
- 別の種類のセンサーに交換したい・・・
と思う方もいらっしゃるかと思います。
自動ドアのセンサーを交換する方法、交換するための費用について下記の記事にて解説をしています。
https://autodoor-repair.com/blogs/sensor-replace/
センサーを交換したいという方は是非参考にしてみてください。
まとめ
今回は自動ドアの起動センサーの種類からセンサー周りに関しての他の記事の紹介をさせていただきました。
おさらいすると自動ドアの起動センサーは大きく下記3つのタイプに分かれます。
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自動ドアの起動センサーは年々検知機能が向上していますが、経年劣化や汚れ等でその機能が低下することもあります。
センサーの調子がおかしいと思った場合や交換したいと思った際は途中で紹介した記事を参考にして頂ければと思います。
また、下記の場合は自動ドアの専門業者へお願いするのがベストです。
- センサーを交換したい
- センサーの感度範囲を調整したい
- 掃除しても物をどかしてもセンサーが反応しない
メーカーにお願いしたり一つの業者へお願いするといずれも高くなる傾向があります。
少なくとも3社以上の業者に相見積もりを依頼することで、安くあなたに合った業者を選ぶことができるので是非相見積もりして頂ければと思います。
天田 聡
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